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さっぽろ雪まつりは、はじめ、札幌市民のための祭りだった

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この校庭で雪像つくりがはじめておこなわれたのは、高校二年生の冬であった。
校庭に各クラスが一基ずつ雪像をつくり、教師が審査員になって、コンクールがおこなわれる。
札幌の雪まつりは、昭和27年から始まったのだから、私たちの高校の雪像コンクールは、歴史から言えば、それより一年早いことになる。

「阿寒に果つ」渡辺淳一(1973年)

札幌では「さっぽろ雪まつり」が始まった。
言わずとしれた、真冬の大イベントである。
札幌の街が、たくさんの観光客で溢れ返る数日間だ。

さっぽろ雪まつりは、はじめ、札幌市民のための祭りだった。
戦後の暗い気持ちを吹き飛ばしたかったのかもしれない。
生活の障害となる雪を利用しようという、逆転の発想でもあった。

雪は生活の障害となるものだから、降らない方がいいに決まっている。
しかし、イベントを成立させるためには、たくさんの雪が必要である。
まして、イベントがこんなに大規模になってしまっては、雪の降らない冬など、もはや考えられないだろう。

今、さっぽろ雪まつりは、外国人観光客のためのイベントである。
あるいは、東京や大阪からやってくる観光客のための。
観光都市という道を選択した以上、それが札幌という街の、生き残る手段なのだ。


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by kels | 2016-02-06 07:52 | 冬のこと | Comments(0)
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