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判官島義勇が、初めて北海道を訪れたのは、明治2年の晩秋のことだ

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「静かな夜じゃな。いつもこうかな、蝦夷地は」
暫くして、ぽつりと判官が口を切った。
「はあ、今宵あたりは雪かもしれませぬ」
辺りはばかるような誰かの声があったきり、座は再び沈黙に落ちた。

「札幌開府」寒川光太郎(1941年)

判官島義勇が、初めて北海道を訪れたのは、明治2年の晩秋のことだ。
これから冬がやってくるという季節の北海道である。
寒くないはずも、恐ろしくないはずもなかっただろうと思う。

まして、現代より150年も昔の北海道のことだ。
気温は現代よりも低く、雪が現代よりも多く積もった。
防寒に対する知識も道具も、極めて素朴なものだったに違いない。

原始林と原野の土地を切り拓いて、新しい街を作り上げる。
今、考えてみても、これはとてつもなく壮大で、夢を見るのに近い大プロジェクトである。
そのプロジェクトの総責任者が、島判官だった。

原野の雪の中で、島判官が思い描いた北海道の未来は、どのようなものだっただろうか。


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by kels | 2016-01-31 20:18 | 札幌のこと | Comments(0)
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