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今さらだけれど、今年の抱負は、北海道文学を極めること

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「カインの末裔」と「生れ出づる悩み」は、私にとっていわば文学開眼の書であった。
中学四年、はじめてこの二つの作品を読んだ時、私はこの二つともに不覚にも涙をこぼした。
小説を読んで泣くなどということは、私にとってそれが生まれてはじめての経験であった。

「漁夫画家」八木義徳(1952年)

今さらだけれど、今年の抱負は、北海道文学を極めること。
知らない作家や読んでいない作品がたくさんあるので、今年は広く浅く読み倒したい。
書を読んで、街に出るのだ。

高校生の頃、大学の文学部へ進学したいと考えていた。
「文学部なんてツブシが利かない」と、誰もが反対したし、もちろん、僕もそう信じていた。
結局、僕は「ツブシ」の利きそうな学部を選んで入学した。

ツブシなんて利かなくてもいいから、文学部で学んでおけばよかったと、今になって思う。
4年間、自分の好きな文学のことばかり勉強することができるなんて、すごいことだ。
そんなチャンスなんて学生時代以外になかったような気がする。

何となく独学で、文学の勉強みたいことはやってみたけれど、結局、何も身に付かなかった。
体系的な学習をきちんと受けないと、何も勉強した感じがしないのだ。
僕のやったことは、ダイジェストな知識がいくぶん増えただけのことだった。

今さら昔のことを言っても仕方がないから、少しでもダイジェストな知識を増やすしかない。
特に、僕に必要なものは、地元・北海道に関する知識である。
今年は、文学の世界から、北海道や札幌に触れていくことができたらいいなと思う。

関係ないけれど、僕は時代遅れの「文学青年」という響きが大好きだ。
社会の役に立たない人間の代表みたいだけれど、ひとつの生き方みたいものが伝わってくる。
学生のころに、「文学青年」と呼ばれてみたかった(笑)


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by kels | 2016-01-10 07:25 | 文学 | Comments(0)
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