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【悲報】松尾ジンギスカン「チョッちゃんラム」の名称変更

【悲報】松尾ジンギスカン「チョッちゃんラム」の名称変更_b0103470_18431433.jpg

先日、新聞を読んでいると「チョッちゃんラムが終了」という記事が目に入りました。
長年親しんできたジンギスカンだけに、何となく寂しい気持ちがします。
と言っても、「チョッちゃんラムってなに?」という人も多いと思いますので、今回は、この「チョッちゃんラム」について紹介したいと思います。

まず、「チョッちゃんラム」というのは、滝川市にある松尾ジンギスカンが製造・販売している袋ジンギスカンの商品名です。
味付きジンギスカンを販売するマツジンの商品の中でも、特上ラムを使った高級品として知られています。
僕の大好きな味付きジンギスカンなのですが、値段が高いので、そう簡単には食べられません(笑)

次に「チョッちゃんって何なの?」という疑問が沸くと思いますが、「チョッちゃん」というのは、1987年に放送されたNHK連続テレビ小説のタイトルです。
このテレビ小説は、黒柳徹子の母である黒柳朝の自伝「チョッちゃんが行くわよ」をドラマ化したもので、チョッちゃんの愛称を持つ黒柳朝が北海道滝川市の出身だったこともあり、北海道内でも非常に人気の高いドラマでした。
ちょうど、今の「マッサン」みたいものですね。

この「チョッちゃん」人気にあやかって、松尾ジンギスカンが発売した商品が「チョッちゃんラム」でした。
「チョッちゃんラム」は、北海道のジンギスカンと滝川市と松尾ジンギスカンの名前を全国にアピールするのに、大きな役割を果たしたのではないでしょうか。

ちなみに、滝川市のある空知地方では味付きジンギスカンが主流で、札幌のように生ラムをタレに付けながら食べる料理は、あまり普及していませんでした。
家庭でジンギスカンを食べると言えば、袋に入った味付きジンギスカンを買ってくることがほとんどだったのです。

「松尾ジンギスカン」ブランドで知られるマツオ(滝川)は2月1日、スーパーなどで販売するジンギスカンのパッケージを28年ぶりに刷新する。
長年親しまれてきた「チョッちゃんラム」は、デザインだけでなく商品名も変える。
「味付ロース」など5商品のデザインを新しくする。
唯一、商品名も変更するチョッちゃんラムは、滝川出身の作家黒柳朝さん(2006年死去)の半生を題材にしたNHKドラマ「チョッちゃん」にちなんだ商品。
放送された1987年から販売してきたが、「チョッちゃんを知らない人が増えてきた」(同社)ため、「特上ラム」に変える。
新しいパッケージはいずれも、「松」の字を使った同社のロゴマークを表面に大きく描いた。
1袋の内容量は従来の1キロ、500グラムの2種類から、今後は400グラムに統一して価格を690~960円に下げる。

(北海道新聞より転載)

高値の花だったとは言え、「チョッちゃんラム」がなくなるというのは、やっぱり寂しいですね。
最後になるかもしれないので、ちょっと無理して、週末は「チョッちゃんラム」でジンギスカンパーティーをやりました。
モヤシのほかに、しらたきとか豆腐とかも入れる空知スタイルのジンギスカンで。
やっぱり美味しいですね、マツジンの特上ラムは。

「チョッちゃんラム」は商品名を変えて、そのまま残るそうなので、特上ラムは今後も発売されるようです。
ただ「チョッちゃんラム」の名称だけが、歴史の流れの中に消えてしまうということなのでしょう。
さあ、「チョッちゃんラム」を食べたい人は、今が最後のチャンスですよ~。


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by kels | 2015-01-26 18:59 | 食・グルメ | Comments(1)
Commented by キートン at 2020-05-29 02:36 x
今は東京に住んでますが、松尾ジンギスカンはスーパーに売ってます。最近ちょっと量減って安くはなりましたが、それでも千円超えます。高いので代わりに同じ量で600円ほどの長沼ジンギスカンをよく買ってます。十分美味しいですね。
でも個人的には生ラムを焼いてベルジンギスカンのタレで食べる方が好きですね。
南光園のホルモンも売っていたのですが取り扱い止めるみたいで買いだめしましたが、あと一つで最後になります。
昔は味噌ホルモンには別のタレ付いてた記憶ありますが、昔も味つきだったかな?
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