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「根雪」「寝雪」「ね雪」~いろんな「ねゆき」がありますね

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仕事場ではシャツの上にカーディガンを羽織っています。
今日からケーブルネックの厚手のものに変えました。
とても暖かいのですが、また一歩、真冬の本格装備に近付いたようで悲しいような気持ち(笑)

さて、本日は北海道弁講座、テーマは「根雪」です。
北海道の人たちにとっては当たり前のこの言葉、実は標準語とは違うみたいです。
あまりに日常的な言葉なので、ちょっと意外な感じがします。

そもそも「根雪」というのは、春まで解けない雪のことです。
普通、冬になると、何度か雪が降っては溶けてを繰り返し、やがて、本格的な冬の始まりとともに、街はすっかりと雪に埋もれてしまいます。
このとき、降り積もった雪が解けることなく、そのまま冬になってしまうものを「根雪」と呼んでいるわけです。

使い方としては「とうとう根雪になったねー」みたいな感じで、冬の始まりの季節に使われることが多いようです。
北海道の本格的な冬の訪れを具象化するものが「根雪」なのかもしれません。
降った雪が「根雪」になるということは、気温も相当に低いということであり、季節は間違いなく本格的な真冬に入っているということなのです。

ところで、「根雪」は「ねゆき」と読みますが、正しい漢字の使い方は微妙です。
昔の本を読んでいると、「ね雪」と書かれているものが多くて、「根雪」の表現が定着したのは、比較的近年になってからなのではないかと思います。
「寝雪」という表現もあったりするので、これが正解だというものはないのかもしれませんね。

気象庁の専門用語には「根雪」という言葉はないようで、「長期積雪」という言葉を使います。
まったくそのままなのですが、あまりに直球過ぎて面白みはありませんよね。
「根雪」という言葉には、雪国に暮らす人たちの祈りのようなものが込められているのではないかと思います。

「根雪」は、雪国に特有の言葉だと思いますから、きっと北海道独特の表現ではないのでしょう。
きちんと調べていませんが、積雪地帯ではこの言葉が使われている可能性があると思います。
むしろ、東北からの移住者によって、この言葉が広められたと考えるべきなのではないかと思います。

「根雪」は「根雪」以外では使うことのない、汎用性の少ない言葉です。
「根雪期間」とか「根雪量」とか「根雪地域」などというように熟語になることはありません。
「根雪」はあくまでも「根雪」で、このことからも、この言葉が庶民の間で口承的に伝わったものだということが示されているような気がしますね。

テレビのニュースで「今年も根雪になりましたね」なんて話しているのを聞くと、あー、いよいよ雪暮らしが始まったなあ、なんて、しみじみと感じてしまうのです☆


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by kels | 2014-12-09 19:19 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)
Commented by peanut-street at 2014-12-09 21:59
福島ですが、根雪使います。
そしてじっと雪解けを待つ。
我慢強い北国の人……
Commented by kels at 2014-12-10 19:13
peanut-streetさん、こんにちは。
やっぱり使うんですね~、根雪。
雪国の共通語だ☆
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