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北国らしい穏やかな冬の過ごし方というものを、今、思い出しているところだ

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たいてい毎年十月の中ばから末ころまでにはやってくるはずの初雪が、今年はひどく遅れて、十一月の、それも中旬をすぎてから、綿を撒くような牡丹雪となって舞い降りてきて、北国の冬はようやくそれらしい装いを整えたのであった。
そうして、降り出したとなるとこん度はいく日も霏々として降り続け、十二月にもならないうちに、かえって例年より十日以上も早く根雪になった。

「北国物語」船山馨(1941年)

週末に雪が降って、札幌の街もいよいよ冬支度を急ぎつつある。
寒いのは苦手だけれど、こんな季節の変わり目というのは、案外嫌いじゃなかったりする。
北海道が特に北海道らしい瞬間が、もしかすると今なのかもしれない。

雪が降ったせいで、しばらく御無沙汰していたカフェに、ふと行きたくなった。
それは古い民家を改装してカフェとして再利用している店で、冬はとにかく寒い。
ストーブをガンガン燃やしていると思うのだけれど、コートを脱ぐことがためらわれるほど寒い。

その冷たい空気の中で、熱いコーヒーを飲むときの喜び。
そんな印象があまりにも強すぎて、僕はこのカフェをいつしか「冬のカフェ」として記憶していた。
カフェには、いろいろと似合う季節というものが、きっとあるのだろう。

そんなこともあって、札幌の街に降る雪は、僕をこのカフェと向かわせたのだ。
カフェやコーヒーや紅茶が恋しくなる季節である。
北国らしい穏やかな冬の過ごし方というものを、今、思い出しているところだ。


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by kels | 2014-11-05 20:17 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)
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