改札口から広場に出ると、私はちょっと立ち止まってみたいように思った。 石川啄木が札幌の街を訪れたのは、明治40年(1907年)のことである。 今から100年以上も昔のことなのに、この街の人々の啄木に対する思いは今もっと熱い。 札幌駅前通りに面する大通公園に設置された啄木像が、その思いを現わしているような気がする。 その理由は、啄木が好意を持って札幌を書き記しているからに他ならないと、僕は思う。 「男も女もしめやかな恋を抱いて歩いているように見える」街。 そんなふうに言われて悪い気持ちになるはずがない(笑) それにしても、いいね。 「しめやかな恋」って、どんな恋なんだろうか。 南国みたいに情熱的な恋ではなくて、静かに燃える恋なんだろうな。 100年以上も昔に啄木が抱いた札幌の印象を、この街の人々は今も大切に守り続けている。 にほんブログ村 ↑↑↑↑↑ 「にほんブログ村」に参加をしてみました。 1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels
| 2014-10-13 20:26
| 文学・芸術
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