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午前3時過ぎ、雷の眩しさで眠れずにいるうちに、スマートフォンの災害情報が鳴った

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夜中に雷の光で目が覚めた。
カーテンを開け放している大きな窓の向こう側で、ひっきりなしに雷が光っている。
雷が光るたびに雷鳴が響き渡り、街が微かに振動しているような気がする。

ひどい土砂降りの雨が降っているのだ。
午前3時過ぎ、雷の眩しさで眠れずにいるうちに、スマートフォンの災害情報が鳴った。
そのときに初めて、札幌が激しい豪雨の中にいるのだということを理解した。

はじめ、南区で出された避難勧告は、次々と札幌市内の各地域へと広がっていく。
藻岩山に近い伏見・山鼻地区に避難勧告が出るまで、そう時間はかからなかった。
ベランダに出て窓の外を見ると、暗闇の中に激しい雨が降り続いているだけで、特別に変わった動きは見られない。

この街で暮らし始めて10年以上が経つけれど、避難勧告を受けたのは、これが初めてだった。
そして、避難勧告を受けた街が、こんなにも静かなものだということを、僕は初めて知った。
スマートフォンの災害情報だけが、この街が避難勧告の真っ只中にいるのだということを示していた。

眠れぬままに夜が明ける頃、近隣の小学校と中学校が避難所に指定された。
雨は深夜よりも落ち着いているように見えたが、災害情報はますます警告を強めていく。
テレビニュースでは、氾濫する川の映像が映し出されていた。

やがて、避難勧告の街を出て、僕は地下鉄に乗って仕事場へと向かう。
雨は既に止んでいて、街はいつもと変わらない朝のようにも見えた。
一部の地域でひどい被害が出ていることを知ったのは、オフィスに到着した後のことだった。


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by kels | 2014-09-11 19:28 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)
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