<< 暖かくなったような気がしている... なんだかんだ言って、路線バスの... >>

村上春樹の「フリオ・イグレシアスのどこが良いのだ!」

b0103470_4543987.jpg

今週はちょっと疲れる出来事が続いていて、それで昨日は早々と仕事を切り上げて、午後9時前には眠ってしまった。
だから、午前3時に目が覚めてしまって、音楽を聴いたり、本を読んだりして、朝までの長い時間を過ごしている。
週末は朝風呂に入る習慣があるんだけれど、午前6時を過ぎないと、なんだか朝風呂に入っているという感じがしない。

ということで、気分転換にブログなどを書いてみる。
僕にとって、このブログは、最高の気分転換なのだ。
文章を書くことでストレス解消できるんだから、安上がりだよね。

今週は、村上春樹の『村上朝日堂』というエッセイ集を持ち歩いては、仕事に出かけていた。
『村上朝日堂』は、1980年代の前半に、日刊アルバイトニュースに連載されていたエッセイをまとめたもので、様々なテーマの雑文が収録されている。
話題がとにかくてんでバラバラなので、逆にそれが良い気分転換になる。

話題の中には、さすがに時代性を感じることも少なくないけれど、僕のように80年代カルチャーが好きな人には、それも隠れた楽しみになっている。
村上春樹もまだ若かったから、文章も瑞々しくて、一つ一つのフレーズにキレとハリがある。
個人的には、村上エッセイの中で一番好きな作品だ。

その中に、フリオ・イグレシアスに関する文章があって、これが非常におもしろい。
まさに、若さゆえのキレとハリが鮮やかな文章で、今だったらきっと書けないだろうなという素晴らしいものになっている。
タイトルは「フリオ・イグレシアスのどこが良いのだ!」

僕の個人的な感想を言えば、あのフリオ・イグレシアスという人間は実に不快である。
僕のこれまでの経験によると、あの手ののっぺりした顔だちの男にロクなのはいない。
財布を拾っても交番に届けないというタイプである。
ああいうのは五年くらい戸塚ヨット・スクールに放りこんでおけばいいと思うのだけど、きっと要領がいいから途中からコーチなんかになって他人をなぐる方に回るに違いない。
そういう男なのだ。

「村上朝日堂」村上春樹(1982年)

作者は2回の連載に渡って、フリオ・イグレシアスがいかに嫌いかということを、これでもかというくらいに書き連ねている。
村上春樹は小説作品の中でも取り上げるくらいフリオ・イグレシアスに思い入れが強いらしい。
『ダンス・ダンス・ダンス』に登場するユキの言葉を借りて言えば、「本当は好きなんじゃないの?」といったところだろう。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2014-02-22 05:21 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)
Commented by 桜子 at 2014-02-22 18:42 x
こんばんは。ブログの更新お疲れ様です。

嫌いになるほど、相手を観察してるって事ですよね。面白いなぁ☆

私は本も音楽も映画も、とりあえず何でも試してみるタイプです。苦手の中から、本当の“好き”が見つかるかも知れないし(笑)
Commented by kels at 2014-02-22 21:32
桜子さん、こんにちは。
いつも前向きなコメントありがとうございます(笑)
本当に、そういう姿勢が大切だなあって、いつも感じています。
意外と、コメントで元気付けられているんですよ☆
<< 暖かくなったような気がしている... なんだかんだ言って、路線バスの... >>