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かつて「ブラックコーヒー」を飲むことが大人の証明だと信じられていた

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古い映画や小説なんかで喫茶店の場面になると必ず出てきた台詞がある。
「おいくつですか」
好きな女性とのデートなんかだと、極度に緊張して「18歳です」なんて答えて笑われたりして。

「おいくつですか」は、コーヒーに入れる砂糖の数を訊ねる決まり文句だ。
かつて、喫茶店のテーブルには砂糖壷が置いてあって、熱いコーヒーの中に砂糖を入れて飲むのが流儀だった。
スプーンで2杯のときもあったし、角砂糖で2個ということもあった。

コーヒーに砂糖を入れずに飲むようになったのは、いつからだっただろう。
最近のカフェでは「砂糖とミルクを使いますか」と尋ねられることが多く、当たり前のように砂糖を入れていた時代とは違うんだなあと思わずにはいられない。
きっと、砂糖を入れないコーヒーを飲む人が多くなったということなのだろう。

ジャズボーカルの名曲に「ブラックコーヒー」という曲がある。
ブラックコーヒーとは、砂糖もミルクを入れないコーヒーのことだ。
砂糖やミルクを入れるコーヒーが当たり前だったからこそ、砂糖やミルクを入れないコーヒーを、わざわざ「ブラックコーヒー」と呼んだのだろう。

砂糖を入れないコーヒーが当たり前になった現代では、「ブラックコーヒー」という言葉が懐かしいものになりつつある。
あるいは、若い世代の人たちには、既に通用しない言葉かもしれない。
かつて「ブラックコーヒー」を飲むことが大人の証明だと信じられていた、そんな時代があったのだ。

改めて考えてみると、「ブラックコーヒー」っていうのは、実にかっこいい言葉だ。
今度、流行のカフェに行ったら、店の女の子に向かって言ってみようか。
「ブラックコーヒー、もう一杯」。


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by kels | 2013-12-26 20:28 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)
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