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雪のない北海道の12月は、それほど珍しいことではない

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雪のない12月である。
北海道の12月に雪がないと言うと驚かれるかもしれないけれど、それほど珍しいことではない。
積雪がほとんどない正月だってあるくらいだ。

昨年は初雪がそのまま根雪になるという、珍しい冬だった。
12月の雪も多くて、これ以上寒い冬はないんじゃないかと思えるくらいに冬らしい冬だった。
おかげで悪性の風邪に罹って、正月休みの旅行をすべてキャンセルしたくらいだ。

今年の冬の始まりは、どうやら穏やかな冬の始まりである。
当たり前だけれど、雪なんて少ない方がいい。
交通障害もなく、除雪の心配もいらない冬が何よりだ。

とはいえ、旅人にとっては「雪のない北海道の冬」くらいつまらないものはない。
一生に一度のつもりの札幌の冬に雪がなかったら、本当にがっかりしてしまうだろう。
観光地における日本三大がっかりというのは、「雪のない札幌の12月」とか「雨降りで寒い沖縄の夏」みたいなものを言うのかもしれない。

生活の上で雪は厄介者扱いされるけれど、地元の人間だって、心のどこかには雪を待っている部分がある。
雪のない冬は、やはり北海道の冬ではない。
迷惑だと言いながらも、やはり、冬には北国らしい雪が降ってほしいものなのだ。


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by kels | 2013-12-11 20:37 | 観光・風物詩 | Comments(2)
Commented by jh8fht at 2013-12-12 04:46
雪のない北海道なんて??のない珈琲のようだ・・・

雪は、ないほうがいいと、みんな思っていますが
でも雪のない正月は!想像もしたくない・・・
Commented by kels at 2013-12-12 21:37
jh8fhtさん、こんにちは。
今日の午後は久し振りに雪が舞って、寒い午後でした。
いつかは必ず積もるのが北海道の雪、、、でしょうね☆
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