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反省と教訓の意味も込めて、僕は1980年代の世界に浸ってみよう

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村上春樹に「'THE SCRAP'―懐かしの1980年代」という本があった。
タイトルでも分かるとおり、1980年代について書かれたエッセイ集である。
Amazonの紹介文には、次のようにある。

アメリカの新聞雑誌から選んだ、おいしい話題がいっぱい。
「近過去トリップ」を楽しむうち、ふとノスタルジックな気分になるから不思議だ。
軽妙酒脱な"話の屑籠"

もっとも、この本が出版されたのは、1987年のこと。
つまりは、1980年代に書かれた、1980年代についてのエッセイなのだ。

「懐かしの1980年代」というタイトルが良かったこともあり、僕はこの本が大好きだった。
ただ、エッセイのネタが洋雑誌であり、外国の話題が中心になっていたことが、個人的には少々物足りなかったような気がする。
もう少し日本の社会風俗が描かれていると、より楽しかったと思うのだけれど。

ということで、本書をリスペクトする僕としては、本書をサンプリングしながらオマージュしてみる必要があるのではないだろうか。
日本語でいえば「パクり企画」みたいなものだけれど、1980年代の日本の雑誌から気になる記事を拾ってきて、当時がどんな時代だったのかを振り返ってみよう、ということだ。

しかし、これは決してただの懐古趣味によるものではない。
2010年代の現在を理解するためには、その原点とも言うべき1980年代を振り返ることが、ぜひとも必要なのではないかと考えているからだ。

ご存知のとおり、現在の日本の経済的低迷はバブル経済の破綻から始まっているが、そのバブル景気が始まったのは、1985年のプラザ合意を契機としていると言われている。

つまり、「1980年代半ばに端を発した好景気が極めて大きな山を描いた反動が、今もって、極めて大きな谷を描き続けている」ということができるわけで、こうした歴史の流れは、決して分断されているのではなく、「一つの大きな波」であると表現することができる。

というような無理な理屈はともかくとして、まだ楽しかった頃の日本を振り返ることで、何か活路を見出せるのではないかという気もする。

反省と教訓の意味も込めて、僕は1980年代の世界に浸ってみよう。





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by kels | 2013-01-24 20:55 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)
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