<< 記憶の中の電話番号 体罰は愛情だと言うが、僕は殴ら... >>

1980年前後の「青春純情カメラ三兄弟物語」

b0103470_2352162.jpg

古いカメラが好きだけれど、中でも思い入れの強いカメラというものがある。
例えば、僕にとっては、1980年代の初心者向けカメラがそれだ。

今のようにカメラ女子が活躍する時代と違って、当時のカメラマニアといえば男子が当たり前だった。
カメラ雑誌は少年読者向けにちょっとエッチな記事を組み、カメラメーカーは少年に人気のアイドルタレントをCMに起用した。

そんな時代に、少年たちのために発売された純情カメラ。
僕はそれを「青春純情カメラ三兄弟」と呼んでいる。

写真は、三兄弟の長男『オリンパス OM-10』。
1979年発売、テレビCMは大場久美子だった。



「好きだというかわりに、シャッターを押した」のキャッチコピーは、カメラ少年たちの純情を大きく刺激した。
大場久美子の表情は、今見てもアンニュイで美しい。
白いタオルを取ったら赤い水着が現れる演出も、少年には刺激的だったことだろう。


b0103470_2341635.jpg


三兄弟の次男は『ミノルタ X-7』。
ジーパンを脱ぐ宮崎美子のテレビコマーシャルが大きな話題となった。



時代は1980年。
カメラ少年たちが、気軽に一眼レフカメラを持つことのできる、そんな時代の幕開けだった。
キャッチコピーは「心にふれたらシャッターを押そう」。
斉藤哲夫のCMソング「いまの君はピカピカに光って」も大ヒットした。


b0103470_035973.jpg

そして、三兄弟の三男は、1982年発売の『ペンタックス MG』。
CMは早美優、CMソングは荒井由実の「あの日にかえりたい」だった。



カメラのCMだというのに、音楽は「♪青春の後ろ姿を人はみな忘れてしまう~」である。
そして、キャッチコピーは「君がおとなになるころ、僕はプロになっているかもしれない」。
カメラが恋人の純情なカメラ小僧には、涙が出るくらいに美しいテレビCMだったことだろう。


実際、こうした純情カメラを使っていると、写真を撮ることが楽しい。
良い写真を撮ろうとか、きちんと撮ろうとかいうよりも、撮ることを単純に楽しむことができる。
そんなカメラだと思う。

かつて、カメラといえば、男性の趣味という時代があった。
そんな時代の純情カメラたちを、僕は今も愛おしく思っている。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2013-01-13 00:34 | 写真・カメラ | Comments(3)
Commented by surigon at 2013-01-13 10:09
ミノルタのCMは記憶にあります
ジーンズを脱ぐ姿がインパクトありましたもの
ペンタックスのCMの少女は早見優ですか!
こんな少女の時から活動されていたんですね
昔のカメラの角張った感じが高級感があって好きでしたわ
Commented by kels at 2013-01-14 08:14
surigonさん、こんにちは。
まさしくアイドル全盛時代ですね~。
昔のカメラは、小さくても金属で重いので、機械だな~という感じがします(笑)
Commented by 笑太郎 at 2017-03-07 23:29 x
早見優ちゃんの水泳のCMで、優ちゃんが惜敗した女の子は余程負けたくなかった強敵だったのしょうか、それともライバルとも思っていなかった相手だったのしょうか?
優ちゃんの落ち込み方からすると、もし前者ならばその女の子の打倒のためにこれまで相当苦しい練習に耐えてきた、後者ならば優ちゃんは連戦連勝で連覇記録更新をゴール手前で一瞬の油断を付かれ逃してしまったと言う事になるでしょう(僅かに出る競技の映像では優ちゃんが優勢なのでもしかしたら後者なのかもしれません。断言出来ませんが・・・)。そんな想像を駆り立てられるCMですね。
<< 記憶の中の電話番号 体罰は愛情だと言うが、僕は殴ら... >>