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村上春樹作品ベスト3を考えてみた

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僕にとっての村上春樹作品ベスト3を挙げると、「風の歌を聴け」「ノルウェイの森」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」ということになる。

「風の歌を聴け」は、村上作品の中では、最も繰り返し読んだ作品である。
デビュー作品ということで、ピュアな文章スタイルがお気に入りだったし、短い作品だから、何度だって読み返すことができる。
短いセンテンスを積み重ねて完成された小説だから、気が向いたときに、好きなページを開いて読んでも楽しめる。
そういう意味では、筋書きよりも文章を楽しむ小説ということができるかもしれない。

「ノルウェイの森」は、村上作品の中で、最も心を動かされた作品である。
小説を読んで涙を流したのは、村上作品の中では「ノルウェイの森」だけだ。
もっとも、何度も挑戦しては冒頭で挫折するというのを繰り返したので、書籍を購入してから読了するまでには、ずいぶん長い時間がかかった。
できすぎている印象はあるものの、今でも良い小説だと思っている。

村上作品の中で、最も完成されている小説だと思えたのは、「世界との終りとハードボイルド・ワンダーランド」である。
妙に分厚い小説だと思ったけれど、読み始めてから読み終えるまでは、あっという間だった。
アメリカ文学を強く連想させる文体とファンダシックな世界。
まさしく、文章、ストーリーともに楽しむことのできる「ハードボイルド小説」だ。
その後、いくつもの長編小説が発表されたけれど、僕にとっては、未だにこの作品を超えるものはない。

小説なんて、結局は個人が個人として楽しむものなんだから、いろいろな感想があっていいと思う。
僕は、僕にとってのベスト3を大切にしていきたい。





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by kels | 2012-11-07 20:27 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)
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