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パン屋再襲撃

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パン屋襲撃の話を妻に聞かせたことが正しい選択であったのかどうか、僕にはいまもって確信が持てない。
たぶんそれは正しいとか正しくないとかいう基準では推しはかることのできない問題だったのだろう。
つまり世の中には正しい結果をもたらす正しくない選択もあるし、正しくない結果をもたらす正しい選択もあるということだ。
このような不条理性-と言って構わないと思う-を回避するには、我々は実際には何ひとつとして選択してはいないのだという立場をとる必要があるし、大体において僕はそんな風に考えて暮らしている。
起こったことはもう起こったことだし、起こっていないことはまだ起こっていないことなのだ。

「パン屋再襲撃」村上春樹(1985年)


◆OLYMPUS OM-2N × ZUIKO 50mm F1.4 × NEOPAN 400 PRESTO(自家現像)


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by kels | 2012-06-27 23:06 | 文学 | Comments(0)
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