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大通公園散策「大通公園西6丁目」

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大通公園西6丁目から9丁目までのは、「つどい」のエリアとしての機能が考慮されています。
特に、西6丁目は、野外ステージが設置されていることから、様々なイベント会場としても利用され、たくさんの人々が集まる空間となっています。

大きなケヤキの木に囲まれた広場では、さまざまなイベントが開かれています。
ケヤキは樹齢130年と推定されています。

さて、まずは、「日時計」です。

花壇の中に目盛りの石が置かれ、軸の影ができる位置で時刻を示します。
軸は札幌の緯度と同じ43度の角度で立てられています。

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「野外ステージ」です。

さわやかな野外でコンサートなどのイベントが開かれ、市民のステージとして親しまれています。

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「開拓紀念碑」です。

明治15(1882)年に開拓使や屯田兵幹部が発起人となって碑の建立を計画し、後の屯田兵司令官の永山武四郎も加わって、明治19(1886)年に建てられました。
碑の石は、明治の初めに札幌と虻田を結ぶ本願寺道路を開削したときに掘り出された安山岩です。
「開拓紀念碑」の題字は、榎本武揚(えのもとたけあき)の書と言われていましたが、中国東晋時代の書家である王義之の拓本であることがわかりました。
元は、札幌で最初の公園である偕楽園(現在の北区北7条西7丁目付近)の中にありましたが、明治32(1899)年に移されました。


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「奉仕の道」です。
昭和57(1982)年に設置されました。
作者は、峯孝です。

「奉仕の道」の碑の上に、4種類の動物の像が置かれています。
西3丁目の「牧童の像」も、同じく峯孝(みねたかし)の作品です。



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by kels | 2012-05-01 20:04 | 建築・景観 | Comments(2)
Commented by artigana-g at 2012-05-01 22:20
大通公園の彫刻や噴水のお話,とても興味深いです.
見慣れているモノも背景がわかるとまた見る目が違いますね.
Commented by kels at 2012-05-03 20:23
artigana-gさん、こんにちは。
ひとつひとつの物語を読み解いていくのって、すごく楽しいんですよね~(笑)
札幌の街の中にも、たくさんのドラマが隠されているなあって、いつも思います☆
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