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「札幌ラーメンの作り方」暮しの手帖版(昭和30年)

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1955(昭和30)年発行の「暮しの手帖32」に掲載された「札幌ラーメンの作り方」です。
昭和30年代の札幌ラーメンブームのきっかけとして、この記事は今も重要な位置づけとなっています。

材料
5人前として、支那そば玉5個。
豚生肉50匁。アブラ身少々。
玉ねぎ大1個。もやし。
にんにくのすりおろしたもの茶匙1。
別に、スープの材料。トリのガラ一羽。
玉ねぎ1個、にんじん1個。
野菜なんでも。にんにく一片。

まずスープを用意します。
水を2、3升鍋にとり、この中にスープ材料をあまり切らないように入れて、水からたき上げてスープを作ります。
グラグラ煮たててにごらしてもかまいません。

豚肉はスキヤキのように切ってもらっておきます。
鍋にしょう油を2合ほど煮立て、この中に肉を入れ、中火でゆっくり煮ます。
肉が煮えたら上げて、この中に砂糖茶匙山3杯入れて、とけたら火をとめます。
このしょう油はタレに使うのですが、のこったら野菜の煮ものなどなかなかいいものです。

シナタケノコも好み、甘からく煮ておき、たまねぎを薄切りに、ねぎも小口からミジンに刻みます。
豚のアブラ身をとかしてラードを作ります。

一方でそばをゆでる湯をたぎらしておきますが、こりは深めの鍋、一番いいのはふかし釜です。
二つ一緒だとまざったり、片方がゆですぎたりします。
この中にそば玉をほりこみます。
一たん沈んだ玉が浮き上ったらゆだったのです。
強い火で、よくたぎった湯なら一分とすこしです。
湯がたっぷりの方が、そば玉のカンスイ(ソーダ分)気がよく抜けます。

その前に、丼にタレを1.5勺から2勺(好みで)入れ、ネギのみじん切り、味の素を入れておき、そば玉を釜に入れたら、すぐフライパンを強火にかけ、ラードを流れる位とかし、煙の出る寸前、ジージーいってきたら玉ねぎ、もやし、にんにく(ほんの少し、好みに)を一人分入れ、玉ねぎに火が通ったと思ったら、スープ一合あまり入れます。
ザーッとすぐ煮立ちます。

野菜はそのままフライパンに残し、スープだけ用意の丼に移し(ここまでが約1分間、手早くやってください)ちょうどゆで上った、そばをあみですくって、よくよく水気を切ってから、丼に入れます。
その上に、フライパンに残った野菜、べつに煮ておいた肉、タケノコを乗せます。


以上が、「暮しの手帖」で紹介された札幌ラーメンの作り方の全行程です。
この記事掲載後、全国的に札幌ラーメンへの注目度が高まり、ブームが盛り上がっていくことは、皆様ご案内のとおり。

さて、黎明期の札幌ラーメン、どんな味だったのでしょうか。
次の休みにでも作ってみようかな~。
っていうか、誰か、試してみてください(笑)


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by kels | 2012-02-26 19:22 | 食べ物 | Comments(0)
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