最近、渡辺淳一さんの作品を続けて読んだということで、久しぶりに「渡辺淳一文学館」へ行ってきました。 中島公園東側にある「北海道立文学館」とは対照的に、中島公園の西側にあります。 一方通行の道路沿いなので、自動車で行くと少し分かりにくいですが、文学館前には駐車スペースもあります。 文学館とはいえ、周辺の住宅街に溶け込んだ雰囲気が、静けさを強調しているようです。 1階は喫茶スペース、展示室は2階にあるので、受付で入館料を払って2階へと上っていきます。 特定の作家(しかも、現存している)の記念館ですが、展示はかなり充実しています。 なんとなく、作者の個人的な趣味に満ちているような気がしますが(笑)、そういうものも含めて、渡辺淳一を解く鍵と言えるのではないでしょうか。 資料は年代順に展示されていて、自分としてはやはり初期の作品群に目が行きます。 札幌を舞台としている作品が多いし、ピュアな感性が溢れているように思えるからです。 僕が、初めて読んだ渡辺淳一作品が「死化粧」でした。 それから、「ダブルハート」「阿寒に果つ」などと、少しずつ読み進めていったような気がします。 この辺りの作品は、やっぱり今でも好きですね。 館内に展示されていたたくさんの写真パネルの中で、特に印象に残ったのは、このススキノの写真です。 まるで漫画の世界(「三丁目の夕日」)みたいにネオンが暗闇の中に浮かび上がっていて、しかも白い雪が降っています。 こういう時代のススキノを歩いてみたかった! にほんブログ村 ↑↑↑↑↑ 「にほんブログ村」に参加をしてみました。 1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels
| 2012-02-19 22:47
| 文学・芸術
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