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昭和の観光ガイド「北海道一周」

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高度経済成長期の北海道観光ブームの時代が大好きで、その時代の観光土産などを見つけるとうれしくなります。
当時は、上の写真のような北海道旅行ガイドもたくさん出版されていましたから、こういう観光本を読んでいるだけで、1960年代の北海道旅行を楽しむことができるような気がします。

ブログでは札幌限定の内容にしていますが、実は、北海道まるごと大好きだったりします(笑)
まあ、日常的なブログとしては、居住地に限定した方が分かりやすいかなと思っているわけなんですが。

昭和の観光ガイド「北海道一周」_b0103470_19502935.jpg

さて、「北海道一周」の中の札幌のページを見てみましょう。
大通公園、テレビ塔、泉の像、チューリップ、今となにも変わりません(笑)
これはある意味すごいかも。
ただ、大通公園の周囲に、大きなビルが写り込んでいません。

札幌
アカシヤの街、エルムの街、詩の都とうたわれる札幌は、整然とした街路、美しい花の咲く大通り公園、立ち並ぶ高層ビル、時計台をはじめとする開拓期の精神を伝える古い建物、郊外の牧歌的風景などが大きなエキゾシスムを漂わしている。
北海道の政治・経済・文化・交通の中心地である札幌は、北海道の動力源として日夜発展を続けている。

大通り公園
市の中央を西2丁目から12丁目まで、幅105mの東西に貫く一本の大通りで、美しい緑の芝生の中に咲く、チューリップ、パンジーなどの季節の花は、ビルの谷間のオアシスともいえる。
また雪まつりの日は、大通り公園東西8丁目の間に、近々と雪の芸術品が並び、まるで「おとぎの国」にいるようである。

時計台
北海道大学の前身、旧札幌農学校の演武場で、市内唯一のロシア式建築である。
塔の上に明治14年に時計台が置かれたので、この名がある。
階下は図書館になっており、古雅な姿は札幌の代表的な風物詩である。

「市内唯一のロシア式建築である」とありますが、札幌時計台はアメリカ開拓時代の建物に見られるバルーンフレーム構造の建築です。
まあ、当時の責任者であるクラーク博士やホイラーがアメリカ出身であることを考えると、アメリカ式の建物ができあがることは必然的なものだったと思われます。

ちなみに、「階下は図書館になっており」とありますが、現在は市立図書館も各地域に整備されており、時計台は図書館として使用されていません。
(資料館として見学可能)

それにしても、当時の観光ガイドのカラー写真って、良い雰囲気出しているんですよね(笑)
こういう写真が撮りたいなあ。


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by kels | 2012-02-19 20:13 | 歴史・民俗 | Comments(0)
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