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マツジン札幌駅前店

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日本生命札幌ビルの地下にある「マツジン札幌駅前店」に行ってきました。
空知地方出身の人間としては、札幌駅周辺で気軽に松尾ジンギスカンが食べられるようになって、本当に嬉しいですね。

北海道の郷土料理と呼べるかどうか分かりませんが、「ジンギスカン」が北海道の人間にとって欠くことのできない料理となっていることは間違いないみたいです。
この料理が、比較的新しい時代の食べ物であるということで、民俗学的な視点から編集されている「聞き書 北海道の食事」の中に掲載がないことは納得です。

「札幌の食いまむかし・茜会編」(1984年)の中に、松尾ジンギスカンについての記載がありましたので、そちらをちょっと読んでみましょう。

ジンギスカンをますます大衆化したのは「松尾ジンギスカン」と「サッポロビール園」でしょう。
「松尾ジンギスカン」を作った人は松尾政治さんです。
北海道羊肉物語(北方ジャーナル・8月号)によりますと、「滝川で家畜商だった松尾政治さんは、21年正月、農家で井戸の中に吊るしてあった肉を切って鉄鍋でタレツキのものを食べさせられた、これがジンギスカン屋になるきっかけだった。当時の常識では食べるものではなかっためん羊が、こんなにおいしいものかという新鮮な驚きが『企業化にすれば素晴らしいモノになる』という着想を生んだ。この農家の主人、長谷川茂之さんにタレの作り方を伝授してもらい、さらに長谷川さんとは以来共同研究の恰好で、10年間売り物になるジンギスカンの味を求めて苦心を重ねた」

昭和31年春に、滝川市明神町にある自宅で羊肉専門店を開きました。
馬小屋を改造した解体場で処理して売る一方、茶の間の一部を開放して客にジンギスカン鍋をふるまったそうです。
「りんごなどの生果汁や野菜類を使って、水は一滴も使わない」という味付けのよさが評判を呼んで、全道的にチェーン店を展開し、タレつきジンギスカンを普及させていったのです。

ちなみに、僕の故郷である北空知地方では、ジンギスカンといえば「タレ付き」のことで、焼きながらタレを付けて食べるタイプのジンギスカンは、札幌へ出てくるまで食べたことがありませんでした。
当時、あの地域でそうした食べ方をするジンギスカン屋さんはなかったのではないでしょうか。

つまり、そのくらいに松尾ジンギスカンの影響が大きな地域だったということが言えそうです。

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さて、久しぶりのマツジン、ランチメニューの中の「特上ラムセット」にしました。
レギュラーの「ラムセット」より100円高いのですが、100円高い分だけの美味しさがあると思います。

最初の分だけ「お焼きしますか?」と訊いてもらえるので、いつも最初の分は焼いてもらうようにしています。
といっても、鍋の周りに野菜を敷いて、中央に肉を置くだけのことなんですが。
タレは野菜にかけるための生ダレで、肉を付けて食べるためのものではありませんと、必ず説明されます。
両面に色が付いたら、レアの状態でもう食べごろです。

マツジンのジンギスカンは、さっぱりとしているので、いくらでも食べられそうな感じです。
ランチのライスはお代わり無料なので、食べ終わる頃にはお腹いっぱいです(笑)
ごちそうさまでした☆

マツジン札幌駅前店札幌市中央区北3条西4丁目1-1 日本生命札幌ビルB1
ランチ11:00~15:00
ディナー17:00~23:00
年中無休 ※12/31~ 1/2を除く



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by kels | 2012-01-21 21:21 | 食べ物 | Comments(0)
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