ラルズプラザの骨董市

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年末恒例となっている「狸小路ラルズプラザ」の骨董市へ行ってきました。
実は、経験的にこの骨董市では良い買い物をしていることが多くて、自分なりには楽しみにしているものなのです。

「金は政府に売りましょう」という戦前の啓発ポスターや、昭和初期のサッポロビールのビアジョッキなど、なかなか貴重なものをゲットしているんですよね。
(しかも、いずれも「懐古堂」さんだった)

今回も、札幌市内の古い商家から出てきたという写真アルバムを4冊、まとめて買ってきました。
そんなもの買ってどうすんの?という声が聞こえてきそうですが、古いアルバムは、①昔の人たちの暮らしぶりが分かる、②昔の街並みの様子が分かる、という二つの理由で貴重な史料でもあるんです(と勝手に思っている)。

本日入手したものは、「横綱わた」のブランドで知られていた「駒野製綿」の関係宅から出たものらしく、大正時代から昭和20年代までの家族写真が貼られています。
また、戦前には札幌市内の経済団体の役員でもあったらしく、経済界の会議風景などを記録した写真も少なくないようです。

詳細はこれから調べてみたいと思いますが、かつての札幌の街並みや建物が分かる写真も多く、こういう写真アルバムは見ているだけでゾクゾクしちゃいます(笑)

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ところで、「暮しの手帖 第4世紀55号」に萩原朔美のエッセイが掲載されていました(「遺されたもの」)。
内容は、古い写真をあまりたくさん残しておくと子どもたちが困るだろう、といったような内容のもので、御自分のお母さん(萩原葉子・小説家)がなくなったときには、ダンボール4箱分のアルバムを、文学館に引き取ってもらったといいます。

骨董市や古本市などには、かつて生きていた人たちの証を、あちこちで見つけることになりますが、その中でも特に切ないものが、やはり写真アルバムです。
いろいろな事情があって、それらは集まってくるのでしょうけれど、そういういろいろな事情を夢想するだけで、骨董市というのは切ないなあと思います。

そうしたたくさんの写真が、せめて捨てられずにこうして世の中に残ったということだけでも、あるいは、素直に喜ぶべきなのかもしれませんが。


第52回北海お宝市
札幌市中央区南2条西2丁目(狸小路2丁目)ラルズプラザ8F特設会場
12月15日(木)から21日(水)まで。



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by kels | 2011-12-16 19:10 | 旧・札幌散策 | Comments(0)

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