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平岸の尾州鮨にて旬の日本海産ウニ丼を食す

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平岸にある「尾州鮨」は住宅街の中にある庶民的な寿司屋である。
昔ながらの寿司屋といった風情を漂わせていて落ち着きがあるので、のんびりと寿司を食べたいと思うときには、この店へ行くことが多い。

いかにもな街の寿司屋といった趣があり、2階が宴会場、1階がカウンターとテーブル席と小上がりとなっている。
宴会場は地域の人たちの会合などで使われていることが多い。

庶民的な寿司屋だから値段は安いし、セットメニューも多い。
そのせいか、若い家族連れが小さな子どもを連れてきたりしていても、全然違和感がない。
街の寿司屋とは、そもそもそういうものなのだ。

この寿司屋で、僕は1年に1度だけウニ丼を食べるようになった。
北海道の日本海沿岸で獲れるウニの旬は6月から7月にかけてで、特に本格的な夏がやってくる前のウニは、爽やかな風味が楽しめるようである。

もともとあまりウニが好きなわけでもないのだが、この季節だけは旬の味覚を味わいたいと思う気持ちが強くなる。
昔は、わざわざ積丹地方までドライブに出かけて、地元産のウニ丼を食べていたのだけれど、現地で食べているといった満足感以外には得られるものも少なくないような気がして、いつの間にか札幌市内で済ませるようになってしまった。
最近は「塩水うに」が普通に流通するようになってきたから、札幌市内のあちこちで、新鮮なウニを食べることができるようである。

この日、僕が食べたものは、旬のウニ丼2,000円也とウニの軍艦巻き一貫350円也の2種類。
ウニ丼は驚くほどのボリュームがあるとかいうものではなく、丁寧に並べられた上品なウニ丼で、少し物足りないと感じる人は、追加で軍艦巻きを追加するのがお勧め。
ウニ丼とはまた違う風味で、旬のウニを楽しむことができるので、ウニ丼だけで満腹になってしまうよりも、いっそ嬉しいくらいである。

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by kels | 2011-06-28 23:30 | 食・グルメ | Comments(0)
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