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金魚と金魚鉢

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夏が近づくと、あー、金魚を飼いたいなあと思う。
ひと頃は明治時代や大正時代に作られた古い骨董品みたいな金魚鉢をいくつも買い集めた時期があったから、家中至る所で金魚を飼っていたこともある。

お祭りの夜店ですくってきた金魚は、すぐに死んでしまうというイメージがありそうだけれど、きちんと飼育すれば、お祭り金魚もそれなりに長生きするようである。
古いスタイルの金魚鉢の場合、酸素の補給がもっとも課題となるから、酸素のブクブクをひとつ放り込んでやるだけで、金魚は格段に長生きするような気がする。
ただ、ラッパ型の金魚鉢は場所を取る割にはあまり大きくないから、金魚が長生きして大きく成長すると、すぐにもてあましてしまうようになる。

大きくなりすぎた金魚は、雰囲気満点の金魚鉢をあきらめて水槽へと移すのだが、水槽で飼育される金魚はいよいよ本格的な「飼育」めいてきて、夏の涼を楽しむ気分からは少しずつ遠くなっていく。
何匹もいた金魚は、いずれも水槽から飛び出して死んでしまった。
大きく成長した金魚は、ちょっとした周囲の環境の変化などにも敏感に反応して、水面に飛び跳ねるものらしい。

金魚がいなくなって、古い金魚鉢はすべて押し入れの中にしまい込んでしまった。
いつか、お祭りの金魚をすくってきたら、また出してやろうとは思っているのだけれど。

思ひ出も金魚の水も蒼を帯びぬ 中村草田男



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by kels | 2011-06-24 23:51 | 日記 | Comments(2)
Commented by cappu at 2011-06-25 23:03 x
次男が小学低学年の頃、親が仕事でいなく寂しがるので義祖母が色々な種類の違う金魚を7匹くらい買ってくれたのでした。kelsさんの記述の通りで鯉状態にまで成長し11年くらい生きていました。家の庭や周りには金魚のお墓もあったりと....。
子供と金魚・金魚鉢と一緒に成長した親子の思い出になっています。金魚や金魚鉢が涼しげにみえる季節になりましたね☆
Commented by kels at 2011-06-26 00:28
cappuさん、こんにちは。
金魚って成長すると、本当に鯉みたいになりますよね。
それにしても11年はすごいです☆
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