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「東家南19条店」で、蕎麦と天丼のセットを食べてみた

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北海道で蕎麦屋の定番といえば、釧路発祥の「東家」と決まっている。
実際、どこに行っても「東家」の暖簾を見かけないことはないし、とりあえず「東家」の暖簾のぶら下がっている店に入っておけば、初めての店でも安心できることは確かだ。
家の近所にも、この「東家」があり、週末に蕎麦を食うときには、ほぼこの店ばかりである。

たまたま、金曜日の昼食が遅くなり、夕方16時過ぎにこの「東家 南19条店」に入って、遅い昼食を食べることにした。
昔から、蕎麦屋酒を楽しむなら「平日の遅い午後」か「早い夕方」に限ると言われている。
池波正太郎から村上春樹に至るまで、多くの文人が平日の午後の蕎麦屋酒をこよなく愛した。

もっとも、しがない仕事人の自分には、平日の夕方から酒を飲んでいる余裕などない。
蕎麦を食ったら、さっさと銀行へ行かなければならない用事もあったので、かけ蕎麦と天丼のセットを注文する。

特別のランチメニューなどないこの店では、シンプルなセットメニューが3つある以外は、すべて単品の蕎麦メニューである。
セットも、「かけ蕎麦とミニ天丼」「もり蕎麦とミニ天丼」「もり蕎麦とそばがき」と、極めてシンプルな内容だ。
セットメニューは、なかなかボリュームがあるので、相当腹が減っているときなど、がっつりと食いたい場合にお勧め。

春とはいえ、まだまだ冷たい風が吹いていて、身体が冷え切っていたので、温かい蕎麦と天丼で身体を温めたかった。
さすがに、平日の夕方の蕎麦屋、他に客などいるはずもなく、極めて静かで平和な時間がとこには流れている。
このまま夜まで、ここでじっくりと飲み食べできたら、どんなに幸せだろう。

天ぷらを揚げる香ばしい匂いが漂ってくると、間もなく料理が運ばれてくる。
ミニ天丼は、海老と大葉のシンプルな構成で、蕎麦の付け合わせとしてちょうど良い具合だ。
メインはあくまで蕎麦にこだわった、蕎麦屋の天丼である。

オフィス街の蕎麦屋と違って、安さを売り物にするのではなく、あくまでも美味しい蕎麦を食わせるための店である。
昔ながらの店内は、無駄に広いわけでもなく、必要十分な空間だけを確保している。

池波正太郎もそうだったみたいだけれど、蕎麦みたいな食い物は、やはり行きつけの店で、心ゆったりと食事をすることが何よりの極上だと思った。


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by kels | 2011-04-10 20:02 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)
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