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卒業

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その昔、尾崎豊が歌った。
~あと何度自分自身卒業すれば、本当の自分にたどり着けるだろう
結局、僕自身、何度の卒業をしてきたのか、結局のところ、自分でもよく分かっていない。
死ぬまで卒業できないものだってあるかもしれない。
自分の中で一番重かった卒業は、やはり社会へ出るときの卒業だった。
学生と社会人との間にある高い壁を、自分は乗り越えることができないのではないだろうかと、そればかりが不安だった。

その昔、チョロが言った。
「学生の頃は社会に出るのか怖かった。だけど今は社会から出るのが怖い!」
学生と社会人との境界線みたいなところで、みんな不安定でビクビクしながら生きていたのだ。
トレンディドラマ「愛という名のもとに」が放送されたその1年後に、僕は最初に就職した会社を辞めた。
僕も社会から出るのが怖かった中途半端な社会人の一人だったわけだ。

4月が近くなると、今でも僕は卒業して社会人になったばかりの頃のことを思い出す。
「時が経てば、嫌な思い出も楽しい思い出になる」と言うけれど、あれは嘘だ。
今でも僕は、重苦しくてやけに乾燥しているパサパサした綿菓子みたいな思い出の中で、口の中をザラザラとさせている。

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by kels | 2011-03-16 22:03 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)
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