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居間万能主義

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居間中心主義の続き。

北海道の住宅では、居間が何でも屋的な役割を果たす。

北海道の住宅では居間が広いという話を書いたが、広い居間はさらに北海道的な生活様式を生み出す要素となった。
そのひとつが、居間への応接セットの導入である。
「サザエさん」や「ちびまるこちゃん」などのテレビアニメに見られる一般的な日本家庭では、畳敷きのお茶の間(居間)に座卓(炬燵)を置いている風景が描かれているが、北海道の住宅では、居間に大きなソファセットやセンターテーブルなどを置き、来客があったときの応接間として使用する例が非常に多い(居間の応接間化)。

特徴的なのは、多人数の来客などがあった場合には、ソファに座りきれない人たちは、直に床の上へ座ることも一般的であることである。
多人数でなくとも、来客をソファに座らせながら、家人は床に座るといった行為が当たり前であり、居間と応接間が有機的に一体化しているといえる。

さらに、北海道の場合、読書や裁縫などの生活活動のほか、入浴の際の脱衣や着替えなどを居間で行うことが珍しくなく、内地に比較して居間が担う機能が非常に幅広いものとなっている。
つまり、「居間万能主義」である。
過去の統計でも、北海道では家族が居間を利用する時間が全国的にも多く、住宅様式としてだけではなく、居間が実際的な生活においても家庭の中心になっているのが、北海道的な暮らしと言えそうである。

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by kels | 2010-12-09 21:00 | 随想・日記 | Comments(0)
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