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居間中心主義

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住宅様式のホッカイドウ学をひとつ。

北海道の住宅は居間が広い

「サザエさん」や「ちびまるこちゃん」など、テレビアニメの中で描かれる一般的な日本の家庭では、「お茶の間」と呼ばれる畳敷きの居間の真ん中に座卓(炬燵)を置き、みんなで食事をしたり、テレビを見たりする。
基本的な居間の機能としては、北海道でも同様であるが、住宅の中で特に居間が大切な役割を担う北海道にあっては、この居間の広さが重要である。

一般的に、北海道における住宅の居間の広さは、他の部屋に比べて2倍程度(およそ12畳程度)と言われているが、これは「居間中心主義」と呼ばれる考え方で、住宅のすべての中心が居間に置かれていることを示しているらしい。

内地(本州以南)では、長い廊下が各部屋を繋ぐ役割を担っているのに対して、北海道では居間を中心として、各部屋が繋がっている場合が多い。
寒冷地域である北海道では、暖房の観点から非効率的な廊下空間は好ましくなく、廊下の持つ機能が居間へと転化した結果、広い居間が誕生したということになるようである。

実際、縁側だの雨戸だのに繋がる長い廊下というものを、北海道の住宅で見かけることは珍しい。
初期の開拓者たちは、故郷の住宅様式をそのまま持ち込んだ家を建てたと言われているが、時代を経るうちに、北海道型の住宅が誕生したということなのだろう。

広い居間は、さらに北海道的な生活スタイルを生み出すのであるが、続きは次回に。

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by kels | 2010-12-08 20:24 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)
Commented by nakky85 at 2010-12-08 20:47
そういえば・・・
昔って居間にしか暖房がなかった気がします。
夜は暖房消して、家の中でも氷点下になって
干してるタオルとかバリバリに凍っていました。
Commented by kels at 2010-12-09 21:06
nakky85さん、こんにちは。
北海道の場合、ほとんどを居間で過ごすという考え方が定着していたみたいですね。
家の中の氷点下ってつらいですね~☆
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