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戦争

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夏になると、テレビの特番も太平洋戦争を扱ったものが多くなる。
今年もまたこの季節がやってきたと思うのだ。
そして、毎年感じることだけれど、戦争は確実に遠くなりつつある。

蟇だれかものいへ声かぎり 加藤楸邨

戦争が遠くなっていくと感じる理由のひとつは、当時を物語る証言者たちがどんどん少なくなっていることだろうか。
時間の経過とともに、当時の記憶を語る者さえ減りつつあるのだというところに、やはり戦争は遠くなっているのだと感じるのだ。

戦争が廊下の奥に立っていた 渡邊白泉

もちろん、当時を記憶している者が少なくなったからと言って、戦争を語り継ぐ者がいなくなったということにはならない。
常に、新たな世代が「語り継ぐべき者」として生まれていくからだ。

そして、正直な感覚として、戦争は僕らよりずっと若い世代の人たちにこそ、鋭敏に伝わり、正確に受け止められているような気がする。
「戦後」を貪った世代が空白世代となっているような気がする。

勿忘草わかものの墓標ばかりなり 石田波郷
 


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by kels | 2010-08-12 21:52 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)
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