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万太郎の一句

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365日シリーズ「万太郎の一句」を買ってきて読んでいる。
久保田万太郎の日付ごと365日分の俳句が紹介されているのだ。
たとえば、8月9日には、こんな俳句がある。

秋立つとしきりに栗鼠のわたりけり 久保田万太郎

考えてみると、立秋が過ぎて、季節は既に「秋」である。
今の暑さは、既に「残暑」なのだと、改めて思い知らされる。
こんなふうに毎日を俳句を追ってみると、日本人が季節の移り変わりをどのように考えてきたのかが実感できておもしろい。

また、8月15日には、こんな俳句がある。

何もかもあっけらかんと西日中 久保田万太郎

言わずと知れた、これは昭和20年8月15日、終戦の日の俳句である。
多くの俳人が、それぞれの8月15日を詠んでいるが、これもまた久保田万太郎としての終戦の気持ちだったということだろう。

今年もまた、そんな8月15日がやって来る。
どれだけの時間が過ぎようと、日本人にとっての8月15日は、いつまでも重く暑いあの日のままだ。


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by kels | 2010-08-09 21:27 | 日記 | Comments(0)
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