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札幌の中心部で、牛が飼育されていることをどれだけの人たちが知っているだろうか。
場所は、北海道大学構内の農場。
農場のすぐ脇には、交通量の多い下手稲通りが走り、農場からJR桑園駅までは徒歩で移動可能。
というよりも、朝夕の通勤・通学時には、JR桑園駅から北大へ向かう人たちが、普通にこの農場内を移動していく光景を見ることができる。
つまり、この北大農場は、札幌の日常風景のひとつだと言って良いのだ。

北大構内と言っても、構内を貫く中央道路からは一本中に入らなければならないし、そもそも観光化されているわけではないので、普通の観光客がやって来る場所ではない。
けれども、広大な農場の遙か向こう側に太陽が沈む様子は、昔から変わらない北海道らしさを体感できるものでもあり、札幌中心部に、こんな光景が今も残されていることに感謝したいとさえ思う。

良い季節になったし、今年も新しい札幌発見の旅に出かけよう。


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by kels | 2010-05-23 21:42 | 日記・つぶやき | Comments(0)
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