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純喫茶わらび

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地下鉄西11丁目の駅から少し中の通りへ入ると、昭和時代の古い建物が残る風景がある。
「純喫茶わらび」も、そんな昭和的風景のひとつだ。

小さな店内は、昭和のままで時間の止まった空間がそこにはある。
壁には、この店が紹介されている新聞記事が貼られていて、そこには「マスター72歳」とあった。
いつの新聞記事が分からなかったけれど、とりあえずマスターは現在72歳以上であることは間違いない。
蝶ネクタイを締めたお爺さんは、とても丁寧にコーヒーを淹れた。

昭和のレトロ雑貨などを扱うお店に行くと、とても高価な値段を付けている、切り子ガラスの砂糖壷がテーブルに置かれる。
シュガーポットは、開店当時から使い込まれてきたのだろう、既に風格みたいなものさえ浮かべているように見えた。

喫茶店巡りは、まるで人生みたいなものだ。
新しい喫茶店を巡っては、お気に入りの喫茶店リストを少しずつ増やしていく。
少しリストが増えたと思う頃に、古い店がひとつずつ消えていく。
それでも、少しずつ少しずつ、僕のお気に入り喫茶店リストは増えていった。

昭和のままの喫茶店を、僕はいまのうちにひとつでも多く回ってみたいと思っている。
その多くは、巷で人気のカフェ本なんかでは紹介されない、街の小さな喫茶店だ。
カフェ本で紹介なんかしてほしくないと、僕は思う。
喫茶店は自分の足で探して歩くのが楽しみなのだし、そうして見つけた喫茶店というのは、やはりいつまでも記憶に残っているものなのだ。


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by kels | 2010-04-11 20:25 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)
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