狸小路より1本南の通りを歩くと、小さいけれど個性的なお店がいくつも並んでいることに気が付く。 どの店も何処か懐かしい雰囲気を漂わせていて、その通りそのものがノスタルジックな空間を演出しているかのようだ。 1986年に移転してきたとき、「カフェ・ランバン」は現在の2階部分だけだったという。 その頃、1階部分では「サラ」という喫茶店が営業していた。 時間の流れの中で「サラ」は姿を消したけれど、「ランバン」は南3条通りへ看板を掲げ続けた。 看板だけではなく、独特の雰囲気を持つ店舗景観は、1997年に都市景観賞を受賞するほど、実に完成された空間だ。 店内には、あの頃と同じような時間が流れている。 当時を知らない人間でも、おそらくそう感じることができるはずだ。 それは古臭いとか老舗っぽいとかそういうことではない、ゆったりとした時間を生み出す空間だ。 札幌の街にある、とても普通の喫茶店。 けれど、そんな普通の喫茶店を求めることが、今とても贅沢なことになっている。 自家焙煎のこだわりコーヒーと、あの頃のままの空間。 まさしく贅沢な時間を、そこでは、誰もが手に入れることができる。 <関連記事はこちらです> FAB cafe http://poros.exblog.jp/14295106/ カフェクラブ ロスマリン http://poros.exblog.jp/14795187/ 喫茶のあ http://poros.exblog.jp/12256228/ ↑↑↑↑↑↑ 「ブログ村」への参加を始めました。1日1回、クリックをお願いします。
by kels
| 2010-02-28 21:59
| カフェ・喫茶店
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