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クールビズの終わりが、一つの季節の終わりを教えてくれる


札幌でもクールビズが終わり、地下鉄のビジスマンはみんなネクタイ着用姿だった。
当たり前だけれど、スーツにはやはりネクタイが必要である。
中途半端だったものが、ようやく完成されたような安心感を覚えた。

それにしても、札幌はすっかりと秋らしい涼しさに包まれている。
最高気温が17℃とか言ってるくらいだから、やはり本格的な秋である。
もはや、ジャケットなしで早朝の街を歩くことは厳しい。

クールビズが終わったのを機に、秋冬物のスーツを下ろして出勤した。
人一倍寒がりの自分にとっては、防寒という意味でも安心感のある服装である。
軽快だった夏が既に懐かしい。

地下鉄の駅で、黒いステンカラーコートを着たビジネスマンを見た。
確かに気温から言えば、コートを着たくなる気持ちに強く共感できる。
少しずつコート率が増えていくのだろうと思った。

クールビズの境目は、現代ビジネスマンにとっての衣替えみたいなものである。
クールビズの終わりが、一つの季節の終わりを教えてくれる。
街は一層秋色を深めていくのだ。


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# by kels | 2014-10-01 20:22 | 秋のこと | Trackback | Comments(0)

北の映像ミュージアムは、北海道ロケで制作された映像作品や史料を集めた施設である


ホテルさっぽろ芸文館では、茶道の大会が開催されていた。
昔の北海道厚生年金会館である。
和装女性や女子高校生の間をすり抜けて奥まで行くと、北の映像ミュージアムが現れた。

ここを訪れるのは、随分久しぶりのことような気がする。
ミュージアムに入ると、奥のカウンターに座った男性が「ゆっくりしていってください」と声をかけた。
小さな記念室だが、他に来場者の姿はなかった。

北の映像ミュージアムは、北海道ロケで制作された映像作品や史料を集めた施設である。
入場無料の小さな施設だが、北海道で製作された映画に対する愛情が詰まっている。
映画の好きな人はもちろん、北海道を好きな人には、ぜひとも訪れてほしい施設のひとつだ。

スペースが限られているので、展示物の点数は決して多くはない。
しかし、内容的には充実しているので、一つ一つの展示を見ていくと、意外と時間を要してしまう。
小さくても簡単な施設ではないのだ。

展示物を見ていくと、意外な作品が北海道を舞台にしていることに気付かされる。
それは昔からそうだし、もちろん現在だって同じだ。
北海道を舞台にした作品は、年々増えているのだという。

室内には映画ポスターも貼られていて、その中には、これから公開される映画のものもあった。
こうして映画ポスターを見ていると、北海道の魅力の大きさを、改めて感じてしまう。
映画に撮りたくなってしまうような大地なのだ、北海道は。

映画が魅せる北海道の魅力に触れて、僕はまた北海道を好きになったような気がする。


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# by kels | 2014-09-30 19:18 | 芸術 | Trackback | Comments(2)

夏に咲いた紫陽花が美しく枯れていくのが、札幌の秋なのだ


札幌の秋は紫陽花の季節である。
もちろん、本当の紫陽花の季節は夏だから、本当の意味での旬ではない。
夏に咲いた紫陽花が美しく枯れていくのが、札幌の秋なのだ。

僕は、この花のまま美しく枯れている紫陽花の花が大好きである。
往時の姿を保ったまま錆び付いた建築物と同じ美しさがある。
秋色紫陽花の切なさに惹かれる人は多く、枯れた紫陽花はお店にも並んでいるほどである。

自然の状態のドライフラワーみたいものだから、この紫陽花の花は、いつまでも美しいままの姿を保つことができる。
独特の微妙な色彩も素晴らしいから、リースなどに利用する人も多いらしい。
我が家でも、秋色紫陽花で作った秋リースを、いくつも飾っているほどだ。

だけど、本当の秋色紫陽花の美しさは、自然の状態にあってこそという気がする。
夏のままに錆びて、秋の雨に打たれる紫陽花ほど、切ないものはない。
通りすがりの道端で錆びた紫陽花を見つけると、僕は必ず足を止めてしまうのだ。

自分の中の夏の思い出を、僕は秋色紫陽花の中に見ているのかもしれない。


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# by kels | 2014-09-29 20:46 | 秋のこと | Trackback | Comments(0)

雪が降って慌しくなる前に、僕も自分の秋を楽しみたいと思う


9月に入って、ひどい天候が続いていた。
毎日雨ばかりで、気温も低くて、全然札幌の秋らしくないなあと思っていたほどだ。
このまま冬になってしまうのだと、覚悟していた人も少なくないだろう。

ところが、9月の後半になると、ようやく札幌の秋らしい毎日が続くようになった。
素晴らしい朝焼けで目が覚めて、爽やかな秋晴れの下で散策をして、美しい夕陽を眺めて一日が終わる。
おかげで休日には、カメラを持って、毎日あちこちを歩き回ってばかりいる。

そろそろ10月になろうかというくらいだから、街はもうすっかりと秋色モードである。
紅葉や落ち葉にはまだ少し早いけれども、街を歩くと、あちこちで小さな秋を見つけることができる。
ある意味で、もっとも気持ちよくて過ごしやすい季節なのかもしれない。

朝夕の気温は低いので、プラス一枚の羽織り物が欲しくなる。
オシャレな女の子たちは、早くも秋のコートを着始めている。
ショーウィンドゥのディスプレイも、すっかりと秋という季節の中に溶け込んでしまった。

10月に入ると、初雪の便りが聞かれるようになるだろう。
札幌市内の大きなイベントは終わり、雪が積もるまでの間、静かな秋がやって来る。
人々はそれぞれの秋の中で、本を読んだり音楽を聴いたり映画を見たり公園を訪れたりするのだ。

雪が降って慌しくなる前に、僕も自分の秋を楽しみたいと思う。


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# by kels | 2014-09-29 19:55 | 秋のこと | Trackback | Comments(2)

9月最後の週末の夜。僕は「さっぽろオクトーバーフェスト」の会場にいた。


9月最後の週末の夜。
僕はさっぽろテレビ塔の下にいた。
「さっぽろオクトーバーフェスト」最終日の会場にいたのだ。

「オクトーバーフェスト」は「さっぽろオータムフェスト」の1丁目会場である。
そもそもは、ドイツのミュンヘンで開催されているビールの祭典のことらしい。
現在では、日本各地で同じようなイベントが開催されている。

会場がさっぽろテレビ塔の真下だから、それほど広いわけではない。
ただし、天気に左右されないし、落ち着いてビールを飲む雰囲気がある。
開放感というよりは周囲との親近感が生まれそうなロケーションである。

実際、会場内では、見知らぬ人同士が一緒に歌ったり踊ったり乾杯したりしている。
まるで日本ではないみたいな盛り上がりが、会場内にはあった。
ドイツの楽しさを日本で再現しようということなのかもしれない。

愉快なヨーデルのメロディが会場内を包み込んでいく。
来場者たちが輪になって手をつなぎ、メロディを口ずさむ。
やがて、一列になった人々は楽しそうに踊りながら、会場内をグルグルと歩き回った。

もしも旅の一夜であれば、きっと楽しい思い出になったに違いない。
家族や仲間たちへの土産話がひとつ増えたのだから。
この街にはビール以外にも楽しいことがあるということを、彼らはきっと話してくれる。

涼しすぎる秋風に吹かれながら、僕はそんなことを考えていた。


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# by kels | 2014-09-28 21:24 | 秋のこと | Trackback | Comments(2)
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