今見ている光景が、未来も当たり前の光景だとは限らない


雪融の泥濘と寒風一杯の四月が過ぎ、五月の中頃になると、待ちかねたように桜と桃とが咲く。
札幌神社の境内には紅白の幕を張り廻して、わざわざ内地から移植した桜の寒い花見をするのである。
夜などは篝火にやっと暖をとりながら、凍えた指先に盃をあげる群がおそくまで残る。
そして、破れ三味線の旅芸人が、朔風に傷れた顔を紫色にして、その間を歩き回るのである。

「札幌」中谷宇吉郎(1960年)

2015年の桜は、4月下旬に咲いた。
稀には、こういう年があるのだ。
季節というのは、データどおりに動くものではないらしい。

それにしても、破れ三味線の旅芸人の闊歩する花見とは、一体どのようなものだったのだろうか。
すべては、今となっては伝説の彼方である。
あるいは、伝説にすら残っていないかもしれない。

そして、円山公園には、いつでも新しい伝説が生まれつつある。
今見ている光景が、未来も当たり前の光景だとは限らない。
「そんな時代があったね」と、いつか懐かしむ時代が来るかもしれない(笑)

とにかく、今だ。
古い伝説に触れるたびに、いつも僕はそう思う。
とにかく、今だ、と。


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# by kels | 2015-04-26 19:44 | 春のこと | Trackback | Comments(0)

グリーン・レーベル・リラクシング~蛯天~ハリネズミ珈琲~札幌三越~菊地珈琲


桜が開花して最初の週末。
世の中的にはゴールデンウィークが始まるということらしい。
というようなこととは関係なく、いつもの週末(笑)

朝一番で中央図書館に行って、仕事関係の本を探して借りる。
仕事は夜にやればいいから、とりあえずは写真散歩に出かけよう。
曇り空で、気温も思ったほど高くないけれど、桜の写真は撮っておきたい。

写真とは関係なく、散策は札幌駅からスタート。
札幌ステラプレイスの「グリーン・レーベル・リラクシング」でアクセサリーをひとつ購入。
ダブルポイント・キャンペーンが始まっているのだ(笑)

ついでに、「アーバン・リサーチ・ドアーズ」にも寄り道。
10パーセントオフのメールが届いていたのだ。
さすがにゴールデンウィーク、いろいろなイベントがある。

札幌駅構内では、シルバニアファミリーの展示をしていて、たくさんの人が集まっている。

札幌駅から、ひらすらに南へと歩く。
札幌時計台の前を通り過ぎるとき、ちょうど11時の鐘が鳴った。
そう言えば、どこに行っても観光客が多い。

すすきのまで歩いて、「蛯天」で昼食を食べる。
土曜日の昼時とは言え、かなりの賑わいぶりで、料理が出てくるまで随分時間がかかった。
まあ、時間はたっぷりあるから、全然いいんだけれど。

札幌の二番街商店街は、桜並木の通りである。
普通の商店街風景の中に、桜並木があるというのは、なんとも不思議だ。
今年最初の桜の写真は、二番街商店街から始まった。

食後のコーヒーを飲みたくて、「ハリネズミ珈琲」まで移動。
すっかりと、最近一番のお気に入りになってしまった。
デザートのチョコレートケーキと一緒に、美味しいコーヒーをいただく。

「札幌三越」でスーツ用のベルトを買った。
ウエストサイズが変わってしまって、今までのベルトが使えなくなってしまったのだ。
ブルックスブラザーズのベルトは、長さを調整することができない。

「ジュンク堂書店」で仕事の本を探すが見つからない。

「ブルックスブラザーズ」で、ちょっと寄り道。

いつの間にか青空が広がっていて、いつの間にか気温も上っている。
大通公園へ行って、桜の写真を撮り歩く。
既に、満開のちょっと手前といったあたりだ。

「菊地珈琲」に寄り道をして、珈琲豆を購入。

帰り道、電車通りの住宅街で、桜の写真を撮り歩く。
最近は、こういう何でもない住宅街の中の桜が好きだ。
名所とは違った慈しみがある。

なんだかんだと夕方まで写真を撮って過ごした。
こんなにのんびりと散策をしたのは、実に久し振りのような気がする。
つまり、新しい季節が始まったということなんだろうなあ。


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# by kels | 2015-04-25 20:22 | 日記 | Trackback | Comments(2)

【まとめ】札幌円山公園でのお花見(ジンギスカン)の注意事項


札幌にも、いよいよお花見の季節が近づいている。
早ければ、今週末には、円山公園での花見を楽しむことができそうな感じである。
一年に一度の桜なので、悔いのないように楽しみたい。

ただし、円山公園のお花見には一定のルールがあるので注意したい。
マナー違反が続くと、取り締まりが厳しくなるのが世の常というもの。
いつまでも、円山公園の花見を楽しむことができるよう、みんなで頑張りましょう(笑)

まず、公園内は、原則として火気厳禁。
ただし、一定の期間内に限り、火気使用が認められている。
今年(2015年)の場合は「4月29日~5月6日」までの「9時から20時」まで。

また、火気が使用できる場所も限定されている(図を参照)。
特に、坂下グラウンド横は、今年から火気が使用できなくなったので要注意。
火気が使用できない場所では、お弁当を持って行って楽しみましょう。


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# by kels | 2015-04-22 20:26 | 春のこと | Trackback | Comments(0)

桜を題材にした北海道文学を探しているけれど、めぼしいものが見つからない


一般に、東京と札幌では、季節の動きは約一か月違うといわれているが、五月の初めころは二か月近い差があるように思われる。
真冬も、快晴の東京と大雪の札幌ではすいぶん違うが、冬は、初めから北海道は雪だと思いこんでいるせいか、さほど違和感は覚えない。
やはり五月の初め、春を意識しながら、あまりにその差を見せつけられると、北海道の人は気が滅入るのだろう。
なんと東京に住んでいる人たちは恵まれているのかと思い、何やら一方的に差別をつけられたような気持ちにさえなる。
ゴールデンウィークというのは、東京や関西を中心にした言葉で、北海道にゴールデンウィークはない。
強いていえば、グレイウィークとでもいうべきか、、、

「北国通信」渡辺淳一(1981年)

桜を題材にした北海道文学を探しているけれど、めぼしいものが見つからない。
多分に勉強不足のせいもあるだろうが、あるいは、これも、東京と北海道との差なのかもしれない。
北海道では、冬と夏とを切り分ける象徴は桜ではないのだ。

なぜなら、桜が咲いても、北海道の季節は大きく動くわけではないからだ。
北海道の季節が動くのは、むしろ、桜が散った後のことで、次々と芽吹く新緑が、新しい季節の到来を告げる。
北海道で春以上に初夏が取り上げられるのには、そんな理由もあるのかもしれない。

まあ、それはそれとして、桜の季節は、やっぱり浮き浮きとしてしまうんだけれどね。

さて、道立文学館では渡辺淳一展を開催中。
週末あたり行って来ようかな。
ついでに、中島公園の桜も。


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# by kels | 2015-04-22 20:07 | 春のこと | Trackback | Comments(0)

春は一度も後戻りしなかった。三月とは全然違うのだ。


一週間が過ぎた。
春が地歩を固め、確実に前進していく一週間だった。
春は一度も後戻りしなかった。
三月とは全然違うのだ。
桜が咲き、そして夜の雨がそれを散らせた。

「ダンス・ダンス・ダンス」村上春樹(1988年)

噂によると、札幌市内でも花の咲いている桜の樹があるらしい。
全然進んでいないように見えて、季節はやっぱり進んでいるのだ。
目にはさやかに見えない前進かもしれないけれど。

どうでもいいけれど、「ダンス・ダンス・ダンス」を読んでいると、何だかドーナツを食べたくなるんだよね(笑)


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# by kels | 2015-04-21 19:32 | 春のこと | Trackback | Comments(0)